文献詳細
連載 脳外科医に必要な臨床神経生理の基礎・5
文献概要
Ⅰ.はじめに
てんかんの治療は,一般的には薬物治療が基本であるが,難治な症例では手術的な治療も行われる.どのような治療法を選択するにしても,まず診断を正確に行うことが前提となる.てんかんの診断は,1)発作症状の聴取,2)脳波などの電気生理学的検査,3)画像検査,を総合して行うのが基本であるが5),発作モニタリングについては次回に取り上げられる予定であるので,ここでは発作間欠時のてんかんの電気生理学的検査,すなわち頭皮脳波,頭蓋内脳波,脳磁図について述べる.
てんかんの治療は,一般的には薬物治療が基本であるが,難治な症例では手術的な治療も行われる.どのような治療法を選択するにしても,まず診断を正確に行うことが前提となる.てんかんの診断は,1)発作症状の聴取,2)脳波などの電気生理学的検査,3)画像検査,を総合して行うのが基本であるが5),発作モニタリングについては次回に取り上げられる予定であるので,ここでは発作間欠時のてんかんの電気生理学的検査,すなわち頭皮脳波,頭蓋内脳波,脳磁図について述べる.
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