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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科31巻11号

2003年11月発行

文献概要

連載 脳外科医に必要な臨床神経生理の基礎・5

てんかんの発作間けつ時異常波

著者: 渡辺裕貴1

所属機関: 1国立療養所静岡神経医療センター

ページ範囲:P.1238 - P.1246

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Ⅰ.はじめに
 てんかんの治療は,一般的には薬物治療が基本であるが,難治な症例では手術的な治療も行われる.どのような治療法を選択するにしても,まず診断を正確に行うことが前提となる.てんかんの診断は,1)発作症状の聴取,2)脳波などの電気生理学的検査,3)画像検査,を総合して行うのが基本であるが5),発作モニタリングについては次回に取り上げられる予定であるので,ここでは発作間欠時のてんかんの電気生理学的検査,すなわち頭皮脳波,頭蓋内脳波,脳磁図について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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