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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科31巻2号

2003年02月発行

文献概要

症例

局所血栓溶解療法が著効した発症24時間後のアテローム血栓性中大脳動脈閉塞症例

著者: 浦川学1 上田祐司1 山下哲男2

所属機関: 1小郡第一総合病院脳神経外科 2山口県立中央病院脳神経外科

ページ範囲:P.195 - P.199

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Ⅰ.はじめに
 発症6時間以内の中大脳動脈(middle cerebralartery:MCA)閉塞症に対するprourokinaseの局所動注血栓溶解療法(local thrombolytic therapy:LTT)の有効性が報告され2),MCA閉塞に対するLTTの適応は発症後6時間以内と言われている.今回われわれは発症24時間後のMCA閉塞症例にキセノンCT脳血流検査,MRI施行後,LTTを行い著明な臨床症状の改善を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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