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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科31巻3号

2003年03月発行

文献概要

症例

皮質下出血を伴った石灰化慢性硬膜下血腫の1手術例

著者: 若本寛起1 三輪点1 折居麻綾1 宮崎宏道1 石山直巳1

所属機関: 1平塚市民病院脳神経外科

ページ範囲:P.269 - P.273

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Ⅰ.はじめに
 石灰化慢性硬膜下血腫は稀にみられる病態であるが,無症候性の場合も多く,近年その手術報告例は少なくなっている.今回われわれは頭部外傷後3週間した頃から症状が出現し,痙攣発作後より症状が徐々に進行し,1カ月後に手術が必要となった石灰化慢性硬膜下血腫の1例を経験した.画像所見から症状が悪化した原因と思われる興味ある所見が得られたので,その稀なる病態に検討を加え,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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