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症例
経過観察中に増大した無症候性未破裂脳動脈瘤の3例
著者: 須賀正和1 山本祐司1 角南典生1 安部友康1 近藤聡彦1
所属機関: 1松山市民病院脳神経外科
ページ範囲:P.303 - P.308
文献購入ページに移動脳動脈瘤が発生後,どのような経過をたどるのか,例えば未破裂脳動脈瘤が増大,破裂に到る経過については未だ十分に明らかにされていない.今回,経過観察中の画像診断〔MRA, MRI, 3D—CT angiography(3D-CTA)〕にて無症候性未破裂脳動脈瘤3例外増大し,そのうち2例が破裂し,くも膜下出血(以下SAH)を来した.そこでわれわれは,経過観察中の画像診断における未破裂脳動脈瘤の変化,および画像上の破裂危険因子について検討した.
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