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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科31巻3号

2003年03月発行

文献概要

連載 医療保険制度の問題と改革への提言・14

日本版「DRG-PPS(急性期入院医療定額払い方式)」について

著者: 桜井芳明1

所属機関: 1国立仙台病院

ページ範囲:P.339 - P.342

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Ⅰ.はじめに
 厚生労働省は,医療費の適正配分(抑制)と,さらにわが国のかかえている医療改革の切り札の1つとして,1998年(平成10年)11月より,全国公的病院10施設を対象に,急性期入院医療費の「まるめ」の施行を始めた.さらに2001年(平成13年)4月からは,全国66病院に対象施設を広げ,2003年(平成15年)4月からは特定機能病院で包括払い制度が導入される予定であり,いよいよ本格化してきた.当院は1998年11月以来,急性期入院医療定額払いの対象病院となっているので,その実際を紹介し,多少のコメントを加えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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