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研究
Advanced technologyを用いた巨大脳動脈瘤の手術
著者: 嘉山孝正1 櫻田香1 近藤礼12 上井英之1 斎藤伸二郎1
所属機関: 1山形大学医学部脳神経外科 2山形済生病院脳神経外科
ページ範囲:P.513 - P.520
文献購入ページに移動巨大脳動脈瘤は現在の画像診断技術,micro-surgical techniqueをもってしても未だ治療困難な疾患の1つである.硬膜内巨大脳動脈瘤の破裂率は高く,予後不良であることから何らかの治療がなされる必要があるが,直達手術におけるmortal-ity,morbidityは未だ高く満足のいくものではない2,3,5,9,10,12,14).今回,巨大脳動脈瘤の直達手術を安全かつ確実に施行するために,脳血管撮影,MRIに加え,最近の診断技術であるballoon occlusiontest(BOT)による虚血耐性の評価,three dimen-sional CT angiography(3DCTA)による脳動脈瘤柄部および周囲血管の関係の把握,さらには術中脳血管撮影,神経内視鏡等を用いた巨大脳動脈瘤直達手術の治療成績につき報告する.
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