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研究
不随意運動に対する定位的温熱凝固術,脳深部電極留置術の合併症についての比較,検討
著者: 寺尾亨1 沖山亮一2 高橋宏1 横地房子2 谷口真1 浜田生馬3 長谷川有美3
所属機関: 1東京都立神経病院脳神経外科 2東京都立神経病院神経内科 3東京都神経科学総合究所システム生理
ページ範囲:P.629 - P.636
文献購入ページに移動近年,不随意運動に対する手術が温熱凝固手術から脳深部刺激電極留置による刺激手術に移行し,さらに手術の目標部位が従来の淡蒼球や視床から視床下核に推移していることで合併症の頻度および種類が変化しつつある.それぞれの手術目標部位によりいかなる合併症が出現するかを理解することは手術成績を上昇させるうえで重要である1,4,5,12,25,27,35,46.今回われわれは,1998年1月から2002年9月の間に本施設で施行した不随意運動に対する定位手術110例に対し,手術方法,手術目標部位別の合併症につき分析,検討したため報告する.
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