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研究
Radiosurgery時代の傍鞍部髄膜腫の手術治療戦略と治療成績
著者: 岩井謙育1 山中一浩1 森川俊枝1 石黒友也1 本田雄二1 松阪康弘1 小宮山雅樹1 安井敏裕1
所属機関: 1大阪市立総合医療センター脳神経外科
ページ範囲:P.649 - P.655
文献購入ページに移動傍鞍部髄膜腫に対する手術は,視神経等の脳神経の障害,穿通枝の損傷の危険性などを認め,なお手術侵襲に伴うリスクがある19).また近年,患者のquality of lifeを考える立場から,頭蓋底髄膜腫の治療においても,機能温存を目指した治療が求められている15).一方,低侵襲な治療であるra-diosurgeryによる髄膜腫に対する長期治療成績を含めた良好な治療結果が報告されてきている12).われわれは傍鞍部の髄膜腫に対して,機能温存に主眼をおいた.手術を行い,残存,再発腫瘍に対してはradiosurgeryを行うという方針で治療を行ってきたので,その治療成績について報告する.
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