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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科32巻1号

2004年01月発行

文献概要

連載 定位脳手術入門(2)

定位脳手術のための解剖学

著者: 中野勝磨1

所属機関: 1鈴鹿医療科学大学保健衛生学部理学療法学科

ページ範囲:P.81 - P.87

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 Ⅰ.はじめに

大脳基底核は線条体(尾状核と被殻),淡蒼球,黒質,視床下核(STN),および脚橋被蓋核(PPN)から成り,古い記載では前障と扁桃体も加えられている.扁桃体は多種の感覚情報を受け,報酬に対して価値があるか評価し,辺縁系機能に重要な役割を果たしている.また前障は大脳皮質の種々の領域と相互に連絡しているが,機能は十分にわかっていない.定位脳手術にとって重要な脳の領域は,大脳基底核,大脳皮質,視床,小脳であり,本稿では大脳基底核の解剖を中心に記載する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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