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症例
肥厚性硬膜炎に類似したRosai-Dorfman diseaseの1例
著者: 木下良正1 安河内秀興1 津留英智1 山口倫2
所属機関: 1宗像水光会総合病院脳神経外科 2久留米大学病理学
ページ範囲:P.1051 - P.1056
文献購入ページに移動Rosai-Dorfman disease は1969年と1972年 RosaiとDorfmanによって記述された偽リンパ腫様病変でsinus histiocytosis with massive lymphadenopathy (SHML)として記載されており27,28),リンパ節腫大を特徴とする疾患であるが,中枢神経系の病変も報告されている.われわれは肥厚性硬膜脳炎類似の画像を呈したRosai-Dorfman diseaseの症例を経験し興味ある術前MRIが得られたので報告する.
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