icon fsr

文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科32巻7号

2004年07月発行

文献概要

症例

Currarino triadの1症例

著者: 松本洋明1 河野兼久1 石井大造1 光原崇文1 山口佳昭1 河野啓二1 武智昭彦1 武田哲二1 佐々木潮1 大田正裕2

所属機関: 1愛媛県立中央病院脳神経外科 2愛媛県立今治病院脳神経外科

ページ範囲:P.729 - P.732

文献購入ページに移動
 Ⅰ.はじめに

 Currarino triadは,1981年にCurrarinoら1)により直腸肛門奇形,仙骨奇形,仙骨前腫瘤の3者を合併する症候群として提唱された先天異常であり,その報告例は少なく比較的稀な疾患である.今回われわれは,仙骨前腫瘤として髄膜瘤と奇形腫を合併し,tethered spinal cord を呈したCurrarino triad の1例を経験したので文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?