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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科33巻11号

2005年11月発行

文献概要

連載 IT自由自在

Network接続によるworkstationの活用

著者: 佐藤透1

所属機関: 1医) 涼風会 佐藤脳神経外科

ページ範囲:P.1131 - P.1135

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はじめに

 Seeing is believing,百聞は一見にしかずの諺のごとく,生体情報の3次元可視化は,肉眼や想像力の限界を打破したい潜在的な人間の好奇心をくすぐる.CTやMRIで得られる元画像(source image)は,一般撮影での単なる平面写真(透過画像)ではなく,1枚1枚が厚みを持ったvolume dataである.最近のコンピュータ技術とmedical visualization softwareの革新に伴い,workstationを用いることでvolume dataから極めて短時間で3次元画像の作成が可能となり,長年の夢であった3次元画像診断が現実のものとなった.今回は,workstationと個別のpersonal computer(PC)とをnetwork接続することで,3次元画像を日常診療で簡便に活用しているので,現状を紹介し3次元画像の新たな展望について略記した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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