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連載 英語のツボ 英文論文の書き方(5)
国際学会でのEnglish presentationと学会発表を英文論文へ活かすコツ
著者: 大坪宏1
所属機関: 1
ページ範囲:P.757 - P.763
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国際学会,もしくは海外での学会に出席することは,開催地を観光することの興味がその90%,内容が10%というのが仲間のPh.D.の弁であります.確かに国際学会の主催者側も観光目的の医師たちを受け入れるべく学会の構成を考えてくれていますが,国際学会に参加する際に,論文や教科書でしか知らない著名な先生方がいらっしゃるので,折角の機会を逃さずに得るものはないでしょうか? 特に論文へ活かすことはできないのでしょうか? 今回は,学会での経験を論文に活かすための学会発表の方法,国際学会へ行く際に必要な英語でのpresentation,他者のpresentationから得たものを論文に活かすこと,学会の動向を知る努力,について語ってみたいと思います.
国際学会,もしくは海外での学会に出席することは,開催地を観光することの興味がその90%,内容が10%というのが仲間のPh.D.の弁であります.確かに国際学会の主催者側も観光目的の医師たちを受け入れるべく学会の構成を考えてくれていますが,国際学会に参加する際に,論文や教科書でしか知らない著名な先生方がいらっしゃるので,折角の機会を逃さずに得るものはないでしょうか? 特に論文へ活かすことはできないのでしょうか? 今回は,学会での経験を論文に活かすための学会発表の方法,国際学会へ行く際に必要な英語でのpresentation,他者のpresentationから得たものを論文に活かすこと,学会の動向を知る努力,について語ってみたいと思います.
参考文献
1)Akai T, Otsubo H, Pang EW, Rutka JT, Chitoku S, Snead OC III. Complex central cortex in pediatric patients with malformations of cortical development. J Child Neurology 17:347-52, 2002
2)Bauman JA, Feoli E, Romanelli P, Doyle WK, Devinsky O, Weiner H. Multistage epilepsy surgery: Safety, efficacy, and utility of a novel approach in pediatric extratemporal epilepsy. Neurosurgery 56:318-334, 2005
3)Chitoku S, Otsubo H, Harada Y, Jay V, Rutka JT, Weiss S, Abdoll M and Snead OC III. Extraoperative Cortical stimulation of motor function in children. Pediatric Neurology 24:344-350, 2001
4)Chitoku S, Otsubo H, Harada Y, Jay V, Rutka JT, Weiss SK, Elliott Ⅰ, Ochi A, Kitayama, M, Snead, OC Ⅲ. Characteristics of prolonged after discharge: Children with malformations of cortical development. J Child Neurol 18:247-253, 2003
5)Iida K, Otsubo H, Mohamed I, Okuda C, Ochi A, Weiss SK, Chuang SH, Snead OC III. Characterizing magnetoencephalographic spike sources in children with tuberous sclerosis complex. Epilepsia 46:1510-1517, 2005
6)植村研一:医学・生物学研究者のためのうまい研究発表のコツ.メジカルビュー社,東京,2005
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