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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科34巻8号

2006年08月発行

文献概要

コラム 医事法の扉

第4回 「療養指導義務」

著者: 福永篤志1 河瀬斌1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部脳神経外科

ページ範囲:P.869 - P.869

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 医師には,診療契約(民法656条,準委任)に基づき,患者の状態を善良に管理しなければならない「善管注意義務」(644条)と,患者への報告義務(645条)がありますが,それらに関連して,さまざまな注意義務があります.「療養指導義務」もその1つです.

 医師は,医療を受ける者に対し,良質かつ適切な医療を行うよう努めなければならず(医療法1条の4第1項),また,診療をしたときは,本人又はその保護者に対し,療養の方法その他保健の向上に必要な事項の指導をしなければならないとされています(医師法23条).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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