文献詳細
文献概要
脳神経外科をとりまく医療・社会環境
医療と知的財産権
著者: 拾井央雄1
所属機関: 1塚本法律事務所
ページ範囲:P.961 - P.965
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わが国では,人間の治療方法や手術方法など,一般的に医療行為といわれるものには特許が与えられていません.しかし,近年においては,「知的財産立国」のかけ声の下,医療行為にも特許を与えるべきかどうかが検討の対象とされるなどもしています.ここでは,ある病院のA事務長,B医師,そしてB医師の知り合いであるC弁護士の3人のやりとりから,医療と特許について考えてみることにしましょう.
わが国では,人間の治療方法や手術方法など,一般的に医療行為といわれるものには特許が与えられていません.しかし,近年においては,「知的財産立国」のかけ声の下,医療行為にも特許を与えるべきかどうかが検討の対象とされるなどもしています.ここでは,ある病院のA事務長,B医師,そしてB医師の知り合いであるC弁護士の3人のやりとりから,医療と特許について考えてみることにしましょう.
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