文献詳細
文献概要
包括医療の問題点
3.DPCの現状と今後の課題
著者: 神服尚之1
所属機関: 1日本大学医学部脳神経外科
ページ範囲:P.308 - P.315
文献購入ページに移動 「包括医療の問題点」の連載2回目は,DPCの骨幹である「診断群分類の妥当性」について評価を行った.診断群分類の問題点については,平成15年のDPC導入初期に比べ,日本脳神経外科学会保険委員会が中心となり厚生労働省と協議を重ねた結果,着実に改善されてきている.連載3回目は,診断群分類以外のDPC制度の問題点,DPC導入に伴う保険診療の変化,今後一般病院への普及が予想される同制度への対策などについて論じていきたい.
参考文献
1)中央社会保険医療協議会診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会:平成16年度DPC導入の影響評価のための調査について.厚生労働省保険局医療課,2005
2)中央社会保険医療協議会診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会:平成17年度第2回議事録(資料).厚生労働省保険局医療課,2005
3)中央社会保険医療協議会診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会:平成18年度第1回議事録(資料).厚生労働省保険局医療課,2006
4)医療機関メディアス:医療機関医療費の最近の動向 9.厚生労働省保険局調査課,2004
掲載誌情報