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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科35巻4号

2007年04月発行

文献概要

コラム:医事法の扉

第12回 「診断書交付義務」

著者: 福永篤志1 河瀬斌1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部脳神経外科

ページ範囲:P.411 - P.411

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 われわれは,よく患者さんから診断書の交付を依頼されますが,医師法には,「診察若しくは検案をし,又は出産に立ち会った医師は,診断書若しくは検案書又は出生証明書若しくは死産証書の交付の求があつた場合には,正当の事由がなければ,これを拒んではならない.」と規定されています(19条2項).ちょっとごちゃごちゃした条文ですが,ようするに,診察をして診断書を求められたら,正当の事由がない限り拒否してはいけないということです(死亡診断書については,記載事項が医師法施行規則20条で規定されています).

 ここにいう「正当の事由」とは,どのようなものでしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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