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報告記
第23回 国際脳循環代謝学会報告記(2007年5月20~24日)
著者: 加納恒男1
所属機関: 1日本大学医学部脳神経外科学系神経外科学分野
ページ範囲:P.843 - P.843
文献購入ページに移動会の印象は,神経細胞,グリア細胞ならびに脳血管相互の関わりあいに関する研究が多かったこと,また脳機能イメージングでは疾患あるいは病態に対するイメージングの感度,特異度の問題が議論されていたことなどで,これらの研究は今後しばらくの間本学会におけるトピックスになるものと思います.阿部会長は,脳循環代謝研究の温故知新ともいうべき“Meet the History”というセッションを企画され,Siesjö,Hossmann,Krieglstein,Moskowitz,Bazan,Pulsinelli,Park Chan,Heiss,Welsh,後藤文男,小暮久也,桐野高明,菅野 巌といった各領域の礎を築いた先生方より貴重な話を聞くまたとない機会を得ました.脳循環代謝研究の変遷を知るとともに,若い研究者に対する激励のメッセージをいただき,本セッションを企画された阿部会長に感謝いたします.
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