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追悼
福井仁士先生のご逝去を悼む
著者: 藤井清孝1
所属機関: 1北里大学病院
ページ範囲:P.256 - P.257
文献購入ページに移動 九州大学名誉教授 福井仁士先生が平成19年12月7日に逝去されました.享年69歳で,ご病気は膵臓癌でした.早すぎるご逝去が衷心より悔やまれますが,福井先生の足跡と業績を振り返り追悼文としてとどめ,ご霊前に捧げたいと思います.
福井仁士(ふくいまさし)先生は,昭和13年1月福岡県柳川市の近郊で誕生されました.福岡県立修猷館高校を卒業後,昭和31年,九州大学医学部医学進学課程に入学されました.高校・大学時代の福井先生は文武両道の成績優秀で,特に柔道では天下にその名を轟かせ,いくつもの逸話が今なお語り継がれています.この頃より培われたスケールの大きな人生観,厚い友情,人脈がその後の福井先生の人生の柱となり,多くの人々に影響を及ぼされたように思います.昭和37年に九州大学医学部卒業後,インターンとして1年間,秋田県大館公立病院で実地修練されています.昭和38年,九州大学第1外科に入局されるとともに,九州大学大学院博士課程医学系研究科外科系専攻に進学されました.昭和41年,医学部附属脳神経病研究施設に外科部門が新設され,当時の第1外科北村勝俊講師が初代教授として就任されるに伴い,将来の道を脳神経外科と定められ新設の脳神経外科に移籍されました.
福井仁士(ふくいまさし)先生は,昭和13年1月福岡県柳川市の近郊で誕生されました.福岡県立修猷館高校を卒業後,昭和31年,九州大学医学部医学進学課程に入学されました.高校・大学時代の福井先生は文武両道の成績優秀で,特に柔道では天下にその名を轟かせ,いくつもの逸話が今なお語り継がれています.この頃より培われたスケールの大きな人生観,厚い友情,人脈がその後の福井先生の人生の柱となり,多くの人々に影響を及ぼされたように思います.昭和37年に九州大学医学部卒業後,インターンとして1年間,秋田県大館公立病院で実地修練されています.昭和38年,九州大学第1外科に入局されるとともに,九州大学大学院博士課程医学系研究科外科系専攻に進学されました.昭和41年,医学部附属脳神経病研究施設に外科部門が新設され,当時の第1外科北村勝俊講師が初代教授として就任されるに伴い,将来の道を脳神経外科と定められ新設の脳神経外科に移籍されました.
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