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文献概要
コラム:医事法の扉
第27回 「医療慣行」
著者: 福永篤志1 河瀬斌1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部脳神経外科
ページ範囲:P.651 - P.651
文献購入ページに移動ところで,医師が医療慣行に従って医療行為を行ったにもかかわらず患者に何らかの被害が発生した場合に,その医師は法的責任を負わなければならないのでしょうか.確かに,医療慣行は,合理的・平均的基準を示すものであり,客観的に判断しやすいことから,医療慣行に従っていれば,注意義務を果たしているように思えます.
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