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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科37巻10号

2009年10月発行

文献概要

読者からの手紙

平野先生への返答

著者: 佐伯直勝1

所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院脳神経外科

ページ範囲:P.1024 - P.1025

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 頭蓋咽頭腫や鞍結節部髄膜腫など従来開頭術で行われてきた脳腫瘍手術が,内視鏡下経鼻的手術により行われるようになりました.それが従来のものに比べ,摘出率が最低劣ることがなく,脳をリトラクションすることなく低侵襲な手術であるとする趣旨であるだけに,ご指摘の疑問点はそのとおりと思います.紙面が限られていたために,感染に触れなかったことをご容赦ください.

 現在のところ私のシリーズでは頭蓋内外の感染で困った症例はありません.同様のことは,拡大蝶形骨洞法の他の報告でも触れられています1)

参考文献

1)Cavallo LM, Messina A, Esposito F, de Divitiis O, Dal Fabbro M, de Divitiis E, Cappabianca P:Skull base reconstruction in the extended endoscopic transsphenoidal approach for suprasellar lesions. J Neurosurg 107:713-720, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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