文献詳細
文献概要
海外留学記
Department of Neurosurgery, University of California, San Francisco・Brain and Spinal Injury Center(BASIC)
著者: 中川敦寛1
所属機関: 1東北大学大学院医学系研究科神経外科学分野
ページ範囲:P.511 - P.515
文献購入ページに移動留学に至るまで
2008年8月から約2年の予定でカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)脳神経外科・脳脊髄外傷センター(BASIC)に留学しております.まだプログラムの途中ですが,現在進行形の生の声を発信したいと思います.
私は2001年から約2年,東北大学流体科学研究所で衝撃波の脳神経系への応用を目的とした医工学研究に従事しました.既に他臓器においては衝撃波の血管・骨新生,膜透過性亢進作用を利用した非侵襲的治療が行われておりましたが,脳神経系への応用は容易ではありませんでした.しかし,これをきっかけに東北大学工学部の研究の一端に触れるとともに臨床に直結する医工学に興味をもち,その後も臨床の傍ら新しい医療デバイスの開発や画像の臨床応用に携わってきました.当時から留学希望はあり数カ所見学したものの,臨床に繋がるような勉強をしたいという希望に沿った機会に恵まれずにおりました.最近では仙台市立病院,東北大学病院高度救命救急センター勤務と続き,神経外傷に興味を持ち出した折,神経外傷学会で来仙されたManley教授の主催されるBASICへの留学の話をいただきました.
2008年8月から約2年の予定でカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)脳神経外科・脳脊髄外傷センター(BASIC)に留学しております.まだプログラムの途中ですが,現在進行形の生の声を発信したいと思います.
私は2001年から約2年,東北大学流体科学研究所で衝撃波の脳神経系への応用を目的とした医工学研究に従事しました.既に他臓器においては衝撃波の血管・骨新生,膜透過性亢進作用を利用した非侵襲的治療が行われておりましたが,脳神経系への応用は容易ではありませんでした.しかし,これをきっかけに東北大学工学部の研究の一端に触れるとともに臨床に直結する医工学に興味をもち,その後も臨床の傍ら新しい医療デバイスの開発や画像の臨床応用に携わってきました.当時から留学希望はあり数カ所見学したものの,臨床に繋がるような勉強をしたいという希望に沿った機会に恵まれずにおりました.最近では仙台市立病院,東北大学病院高度救命救急センター勤務と続き,神経外傷に興味を持ち出した折,神経外傷学会で来仙されたManley教授の主催されるBASICへの留学の話をいただきました.
参考文献
1)UCSF http://www.ucsf.edu/
2)UCSF Neurological Surgery http://neurosurgery.ucsf.edu/
3)SFGH http://www.sfdph.org/dph/comupg/oservices/medSvs/SFGH/default.asp
4)BASIC http://ucsfbasic.org/index.html
5)Proposition A http://www.savesfgeneral.com/index.php
掲載誌情報