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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科37巻6号

2009年06月発行

文献概要

連載 続・英語のツボ

(4)ネット/Eメール上でよりよく論文を書くcommunicationの改善テクニック

著者: 大坪宏

所属機関:

ページ範囲:P.609 - P.616

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はじめに

 インターネットとEメールがこれほど全世界に普及して,医学の世界でも日常的に使われている時代,論文の書き方は,すべてPCとネット上で行われているといっても過言ではないでしょう.筆者はPCで論文を書き,Eメールでsupervisorやcoauthorたちと推敲して,ネット上で論文を提出する.雑誌の編集者からの返事もEメールで届き,ウェブ上に掲示される.ネット上だけで公開される雑誌もあれば,印刷に時間がかかるためにオンラインで先行公開され,abstractまでネット上で見られるものもある.まさに,ネット上で論文が作成されるようになっているのが現実です.

 印刷した原稿に赤ペン(私は青ペンを使っていました,赤は注意をひきつけますが,目に痛く,青は目に優しいというのが理由)で書き込み,マーカーで色を付けたり,ステッカーを貼って推敲していたのは,それほど遠くない昔でしたが,現在は紙の節約のためと,推敲回数の多さから,最終稿直前になってしか印刷は行いません.

 今回は,このインターネットとEメールで行う論文の書き方の秘訣,これだけはやってほしい,これだけはやってはいけないこと,論文執筆のテクニックを向上させてcommunicationを上手に取るためのコツを書いてみたいと思います.

参考文献

1)Nakayama T, Otsuki T, Kaneko Y, Nakama H, Kaido T, Otsubo H, Nakagawa E, Sasaki M, Sugai K:Repeat magnetoencephalography and surgeries to eliminate atonic seizures of non-lesional frontal lobe epilepsy. Epilepsy Res 84:263-267, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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