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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科38巻1号

2010年01月発行

文献概要

コラム:医事法の扉

第45回 「くも膜下出血の見落とし」

著者: 福永篤志1 河瀬斌1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部脳神経外科

ページ範囲:P.92 - P.92

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 今回は前回の続きで,くも膜下出血(SAH:subarachnoid hemorrhage)の見落とし事例について検討します.

 初診医は,脳神経外科医よりもむしろ内科医や総合診療科医,救急科医などのほうが多いでしょう.特に,夜間当直医は注意が必要です.確かに,実際の判例をみますと,脳神経外科医が見落としで訴えられた事例は少ないのですが,診断を脳神経外科医にコンサルトするケースが増加しているので,依頼された場合には特に気をつけなければなりません(法的関係については「他科診療依頼」1)参照).

参考文献

1)福永篤志,河瀬 斌:第36回「他科診療依頼」.No Shinkei Geka 37:413, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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