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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科38巻11号

2010年11月発行

文献概要

読者からの手紙

ドイツ留学で感じたこと―Heidelberg大学脳神経外科留学記

著者: 魚住洋一1 島克司1

所属機関: 1防衛医科大学校脳神経外科

ページ範囲:P.1066 - P.1067

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 2009年5月から1年間,Andreas Unterberg教授が主宰されるドイツのHeidelberg大学脳神経外科に留学させていただきました.留学生活で感じたこと,思ったことが色あせないうちに報告いたします.この拙文が,1人でも多くの方がドイツ留学を決断される際の一助となれば幸甚です.

 Heidelberg大学は1386年に設立された,ドイツ最古の大学です.Heidelbergは,同大学内にドイツ癌研究センターが併設されている他,市内には欧州分子生物学研究所やマックス=プランク財団の4つの研究所があり,幅広い分野の研究が盛んなアカデミックな街です.街の治安もよく,家族で住むには最適です(私は幼児2人を含む家族4人で留学しました).同大学の脳神経外科は年間2,500~2,800件の手術を行っており,国内だけでなく東欧,中東,西アジアからの患者も多く受け入れています.主宰されるAndreas Unterberg教授は現在ドイツ脳神経外科学会の会長です.Unterberg教授と当科の島教授は25年前に米国Verginia医科大学で一緒に研究された間柄で,以来親交が深かったことから今回の留学が実現しました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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