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編集後記 フリーアクセス
著者: 片山容一
所属機関:
ページ範囲:P.726 - P.726
文献購入ページに移動しかし,そんな普遍の論理などは存在しない.個々の患者の病態は,あまりにも多様で,しかも予測できない要素を含んでいる.リスクの高い手術に挑戦するとなると,自分の技量の的確な評価も必要である.患者を天命に委ねてしまえば,自分の責任からは逃れられる.それでも,私たちは,天命に逆らって,自分から責任を負うという決断をする.そんな決断は,疑問の余地のない論理によるものではないことも少なくない.
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