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症例
骨折線拡大を示した新生児頭蓋骨折
著者: 大町純一1 福間誠之1 竹友重信1 垣田清人1 佐々木良造1 武美寛治2
所属機関: 1京都第一赤十字病院脳神経外科 2京都第二赤十字病院脳神経外科
ページ範囲:P.1095 - P.1100
文献購入ページに移動乳幼児の場合,頭蓋骨の線状骨折後,時間の経過と共に,骨折部位が異常に拡大し,又拡大した骨欠損部に相当して軟かい腫瘤が触れてくることがある.
1816年,John Howship8)が"Partlal absorption of the right parietal bone, arising from a blow on the head"in a child aged 9 month.の症例を報告して以来,
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