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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科4巻11号

1976年11月発行

文献概要

症例

長期にわたって観察しえた内頸動脈瘤の増大像

著者: 鎌田健一1 堀純直1 原野秀之1 篠原利男1 八木久男1 外山香澄1

所属機関: 1聖隷浜松病院脳神経外科

ページ範囲:P.1107 - P.1111

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Ⅰ.はじめに
 現在,脳動脈瘤に関してはその外科的治療方針もほぼ確立され,優秀な手術成績も報告されている.また,脳血管撮影の普及とともに斜位撮影法,頭蓋底撮影法などを行なうことにより脳動脈瘤の発見率もさらに高くなりつつある.
 しかしながら脳血管写上しばしば認められる動脈瘤様の小膨隆像がしだいに大きさを増しはっきりとした脳動脈瘤へと成長した過程を追求し得た症例の報告は少なく,このような小膨隆像の運命に関する報告もまた少ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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