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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科4巻3号

1976年03月発行

文献概要

手術手技

定位脳手術法—手技について

著者: 杉田虔一郎1 広田敏行1

所属機関: 1名古屋大学脳神経外科

ページ範囲:P.219 - P.228

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 定位脳手術法は1947年Spiegel Wycis32)の発表以来楢林22,47),Leksell16,17),Talairach44),Riechert29),Guiot7)らのパイオニア的努力により全世界に広まり,現在では脳神経外科手術の重要な一分野を占めるに到っている.さらに多くの手術経験を通して視床および基底核周辺についての神経学に多大な貢献をなしてきた.定位脳手術法は当初パーキソン氏病の治療法として大きな脚光をあびて出発したが41),L-DOPA治療の開発以来手術の適応は半減した現在でも,なおL-DOPA抵抗性のパーキソン氏病はこの手術の適応症である42),その他振戦症,不随意運動症,頑痛症36,46,難治性癲癇43),経鼻的脳下垂体破壊40)および脳深部腫瘍34,38)等の治療に幅広く利用されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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