icon fsr

文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科4巻6号

1976年06月発行

文献概要

研究

頭蓋内クモ膜下腔におけるDimer-X®(第1報)—その毒性

著者: 西川方夫1 米川泰弘1

所属機関: 1チューリッヒ大学脳神経外科

ページ範囲:P.543 - P.547

文献購入ページに移動
Ⅰ.はじめに
 空気脳室造影の不確実さ,不鮮明さおよび油性造影剤使用時の操作のやっかいさなどのため,水溶性造影剤の出現とともに最近では前二者にかわり,水溶性剤が脳室造影に使用されることが多くなってきた.
 しかし使用例の増加とともに,種々の副作用の出現が報告されつつあり,ことに脳室造影術後の痙攣発作の出現がその最も重篤なものとして注目されている.これは種々の抗痙攣剤治療に抵抗し,まれならず患者は死に至るといわれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら