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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科4巻8号

1976年08月発行

文献概要

総説

反射検査法・2—表在反射・病的反射

著者: 荒木淑郎1

所属機関: 1川崎医科大学内科

ページ範囲:P.721 - P.726

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Ⅳ.表在反射(superficial reflex)
1.定義と種類
 皮膚または粘膜に加えられた刺激によって,反射的に反射弓に関与する筋に収縮反応がおこる.これを表在反射という.
 表在反射の発生機転は単純ではなく,多種類の刺激によって誘発される.また反射を誘発する範囲も広く,ときには刺激から遠くはなれた遠隔部に反応がおこり,多シナプス性である.さらに本反射は深部反射より潜伏期が長く,かつ疲労しやすいという特徴を有する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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