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総説
反射検査法・2—表在反射・病的反射
著者: 荒木淑郎1
所属機関: 1川崎医科大学内科
ページ範囲:P.721 - P.726
文献購入ページに移動Ⅳ.表在反射(superficial reflex)
1.定義と種類
皮膚または粘膜に加えられた刺激によって,反射的に反射弓に関与する筋に収縮反応がおこる.これを表在反射という.
表在反射の発生機転は単純ではなく,多種類の刺激によって誘発される.また反射を誘発する範囲も広く,ときには刺激から遠くはなれた遠隔部に反応がおこり,多シナプス性である.さらに本反射は深部反射より潜伏期が長く,かつ疲労しやすいという特徴を有する.
1.定義と種類
皮膚または粘膜に加えられた刺激によって,反射的に反射弓に関与する筋に収縮反応がおこる.これを表在反射という.
表在反射の発生機転は単純ではなく,多種類の刺激によって誘発される.また反射を誘発する範囲も広く,ときには刺激から遠くはなれた遠隔部に反応がおこり,多シナプス性である.さらに本反射は深部反射より潜伏期が長く,かつ疲労しやすいという特徴を有する.
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