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診断セミナー
眼球振盪(眼振)—病的自発眼振検査を中心に
著者: 渡辺勈1
所属機関: 1東京医科歯科大学耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.733 - P.738
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眼球振盪(眼振と略称:Nystagmus)は,反射性ないしは不随意的な,律動的な眼球の往復運動で,左右(水平),上下(垂直),左右回旋などの相反する2つの方向の動きを規則的に交互に繰り返すものである.
眼振は本来は,外界の事物の動きや自己の動きに伴って,固視している状態を保持するために発現するものであり,この種の生理的眼振をJung(1948)は"Nystagmus dient zur Erhaltungoptischer Fixpunkte in den wechselnden Beziehungen von Korper und Umwelt"と表現している.
眼球振盪(眼振と略称:Nystagmus)は,反射性ないしは不随意的な,律動的な眼球の往復運動で,左右(水平),上下(垂直),左右回旋などの相反する2つの方向の動きを規則的に交互に繰り返すものである.
眼振は本来は,外界の事物の動きや自己の動きに伴って,固視している状態を保持するために発現するものであり,この種の生理的眼振をJung(1948)は"Nystagmus dient zur Erhaltungoptischer Fixpunkte in den wechselnden Beziehungen von Korper und Umwelt"と表現している.
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