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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科4巻8号

1976年08月発行

文献概要

研究

頭部外傷患者の臨床経過と髄液酵素活性値

著者: 中村洋1 水野巧1 河村克彦1 上農哲朗1

所属機関: 1国立大阪南病院脳神経外科

ページ範囲:P.753 - P.762

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Ⅰ.緒言
 頭部外傷においてcreatine(Cr),creatinine(Crn),17-KS,17-OHCSなどの尿中排泄値と臨床像の推移との間にかなり相関がみられ,意識障害例・重症例では,正常時にはほとんどみられないCrが多く排泄され予後不良の指標となる点についてはすでに発表して来た17が,さらに脳脊髄液や血清の諸酵素GOT,GPT,LDH,CPKとの関連についても検索し始め予後経過を診る上で興味ある知見を得ており,この尿中排泄値変動との関連などをも含めて種々考察を加え述べてみる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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