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文献抄録 Intra-arterial bone marrow mononuclear cells in ischemic stroke:a pilot clinical trial/お知らせ
著者: 井上賢1
所属機関: 1慶應義塾大学脳神経外科
ページ範囲:P.371 - P.371
文献購入ページに移動 細胞療法は虚血性脳卒中の新しい治療法となる可能性があり,動物モデルでの脳卒中急性期における神経学的な改善の報告がある.しかし,脳卒中患者に対し行われた臨床研究はほとんどない.著者らは,単純盲検にて,中大脳動脈領域の脳梗塞に対し,自己の骨髄単核球(BM-MNC)を移植し,安全性や生物学的作用を調べるためのPhaseⅠ/Ⅱの比較臨床試験を行った.
自己由来のBM-MNCは,脳梗塞発症の5~9日後に動脈内に注入し,フォローアップは6カ月まで行い,血液サンプルも採った.まず安全性を確認し,次に神経機能の改善の評価を行った.
自己由来のBM-MNCは,脳梗塞発症の5~9日後に動脈内に注入し,フォローアップは6カ月まで行い,血液サンプルも採った.まず安全性を確認し,次に神経機能の改善の評価を行った.
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