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編集後記
著者: 高安正和
所属機関:
ページ範囲:P.94 - P.94
文献購入ページに移動 みなさん,明けましておめでとうございます.新年1月号をお届けします.
さて最近,巷では総合診療医が注目され,某テレビ局の「総合診療医ドクターG」が好評である.また,国のレベルでは日本専門医制評価・認定機構において,既存の18の基本領域学会専門医に加えて,新たに総合診療専門医の創設が議論されている.このように医療分野では細分化し過ぎた医療の反省から逆に統合の動きがみられる.その1つと言えるかもしれないが,私の施設において,脊椎脊髄センターが開設されて1年が経過した.これは脳神経外科,整形外科,痛みセンターなどの複数の診療科の脊椎脊髄チームが連携して,脊椎脊髄疾患の診療にあたるものである.また,日本専門医制評価・認定機構が主導し,2017年以降に施行される新たな専門医制度の2階建て領域のサブスペシャル領域専門医では,日本脊椎脊髄病学会と日本脊髄外科学会の脊椎脊髄専門医が統合される方向で進んでおり,私も作業部会の一員として議論に参加している.このように医療分野の統合への動きが今年は大いに注目される.
さて最近,巷では総合診療医が注目され,某テレビ局の「総合診療医ドクターG」が好評である.また,国のレベルでは日本専門医制評価・認定機構において,既存の18の基本領域学会専門医に加えて,新たに総合診療専門医の創設が議論されている.このように医療分野では細分化し過ぎた医療の反省から逆に統合の動きがみられる.その1つと言えるかもしれないが,私の施設において,脊椎脊髄センターが開設されて1年が経過した.これは脳神経外科,整形外科,痛みセンターなどの複数の診療科の脊椎脊髄チームが連携して,脊椎脊髄疾患の診療にあたるものである.また,日本専門医制評価・認定機構が主導し,2017年以降に施行される新たな専門医制度の2階建て領域のサブスペシャル領域専門医では,日本脊椎脊髄病学会と日本脊髄外科学会の脊椎脊髄専門医が統合される方向で進んでおり,私も作業部会の一員として議論に参加している.このように医療分野の統合への動きが今年は大いに注目される.
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