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The 27th Annual Meeting of KSPN & 2015 JSPN-KSPN Joint Meeting (2015年5月15日)
著者: 亀田雅博1
所属機関: 1岡山大学大学院脳神経外科
ページ範囲:P.940 - P.941
文献購入ページに移動MeetingはAsan Medical Centerのauditoriumで行われました.今回の主題はcraniosynostosisで,ドイツのマインツからWolfgang Wagner教授,日本から坂本博昭先生(大阪市立総合医療センター),韓国からはSoo-Han Yoon先生(Ajou大学)がcraniosynostosisに関して講演されました.やはり地域性でしょうか,Wagner教授からは従来型の開頭術についてのお話,坂本先生からは症候群性craniosynostosisに対する延長器を用いたfront-orbital advancementのお話を伺いました.また,師田先生からcranio-cervical junctionの疾患に対する外科治療,山崎麻美先生(高槻病院)から髄膜瘤の患児に対して脳室腹腔シャントを行うべきタイミングに関して招待講演がありました.また,舟状頭蓋に対する治療について,韓国から形成外科の先生が演題を出されており,横方向の拡大のみでなく,前後径の縮小も併せて行っていると伺いました.この件に関しては,質疑応答で,われわれ日本の脳神経外科医は前後径の縮小については頭蓋容積・頭蓋内圧の観点から躊躇してしまうが,その点に関してはどう考えるかと質問がありました.すると韓国側の脳神経外科の先生がお返事をくださいましたが,彼らはそれほど前後径を縮めることに対して不安は抱いていないとのことでした.
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