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報告記
12th International Stereotactic Radiosurgery Society Congress (2015年6月7〜11日)
著者: 林基弘1
所属機関: 1東京女子医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.1028 - P.1029
文献購入ページに移動第2日目以降の学術セッションでは,大会テーマに「Meet the Experts and Share the Experiences」を掲げ,従来の定位放射線治療専門医師・医学物理士のみによる学会とはせず,関連各専門分野医師と直接交流し,今後の疾患治療戦略について討議・結論できるオープンな学会運営を目的として企画構成を進めていきました.「ディベートセッション新設」と「教育プログラム充実」の2つのコンセプトを柱として一般応募演題に加え,総計470演題・参加者総数600名にのぼり,過去12回の大会において1,2を争う盛会となりました.特に,一番のメイン企画「Main Debate Symposium」では,定位放射線治療専門医師および関連診療専門医師の間において,直接的討議が必要な4疾患トピックス(悪性グリオーマ・手術困難頭蓋底腫瘍・転移性脳腫瘍・機能性および精神疾患)について白熱した議論が繰り広げられたことは非常に印象的でした.
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