icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科43巻3号

2015年03月発行

雑誌目次

リーダーシップ

著者: 飯原弘二

ページ範囲:P.181 - P.181

 昨年,ボストンで開催された米国脳神経外科コングレス総会に招待された折り,留学時代のラボ(当時,Neuroprotection Lab, Playfair Neuroscience Unit, University of Toronto)での旧友に15年ぶりに会いました.彼は,まだ40代になったばかりの好漢で,その後苦学しながら,トロント大学の医学部を卒業し,現在マサチューセッツ総合病院で,cardiologyのattending physicianとして働きはじめたばかりで,オイスターを満喫しながら近況を報告しあいました.その際,現在のトロント大学脳神経外科のchairmanに就任した,Prof. Andres Lozano博士がTEDで講演をしたと,彼が興奮しながら話をしていたので,TEDのことを知らなかった私は,早速サイトをのぞいてみることにしました.
 Wikipediaによると,「TED(テド,Technology Entertainment Design)とは,アメリカのカリフォルニア州ロングビーチ(過去にはモントレー)で年1回,大規模な世界的講演会を主催しているグループのこと.TEDが主催している講演会の名称をTED Conference(テド・カンファレンス)と言い,学術・エンターテイメント・デザインなどさまざまな分野の人物がプレゼンテーションを行う」ことらしい.

総説

小児脳腫瘍に対する化学療法—治療の進化

著者: 柳澤隆昭

ページ範囲:P.183 - P.198

Ⅰ.はじめに
 小児脳腫瘍は小児がんにおいて白血病に次ぐ頻度をもつ小児期最多の固形腫瘍であり,小児がんの約20〜25%を占める.小児がん治療は,20世紀医学のsuccess storyの代表とされ,小児がんによる死亡率は,最近20年も年々減少し続けている56).このような小児がん治療の残された最大の課題として筆頭に挙げられるのが脳腫瘍である56).他の固形腫瘍と同様,外科的治療・放射線治療・化学療法を併用した集学的治療は成果を挙げてきたが,脳腫瘍は今日小児がんによる死亡の最大の要因となっている56).一方,脳腫瘍は小児がんにおける合併症・後遺症の最大の要因となっている.内分泌機能障害,認知機能障害,運動障害,言語障害など,全身性疾患というべき多様な合併症を認め,多くは生涯にわたる後遺症となる.このため小児脳腫瘍患者の生存率の向上とquality of life(QOL)の向上は世界共通の急務である.
 これらの目標達成を妨げる要因として,小児脳腫瘍が全体で乳がんの約100分の1,成人脳腫瘍の約10分の1の頻度であり,100種類の異なる腫瘍から構成され,多くの腫瘍が稀少がんであることが挙げられる.成人がんのように,臨床疫学の成果を反映した臨床試験によって新しい治療法を開発していくことが困難な腫瘍が多い.さらに,神経系の発達期にあり,手術や放射線治療などの治療による障害が重篤になりやすく,治療方法に大きな制限があることが挙げられる.同じ腫瘍でも発症部位,年齢により診断・治療の方法,予後が異なる.これらの要素を考慮し,治療の合併症の可能性も考慮しながら,個々の患者に最適な診断・治療方法を選択する必要があり,複雑で困難となる.
 このような困難に直面しながらも,小児脳腫瘍治療は大きな進化をとげてきた.その基盤として,①治療のセンター化:稀少疾患を集約して診療経験を集積,②臨床試験:診療センターを連結した多施設共同臨床試験から近年の大規模国際共同試験までの新しい治療の開発,③長期フォローアップ知見の集積:重篤な後遺症,例外的な生存例の知見の臨床への還元,が挙げられる.さらに近年小児脳腫瘍において次世代シークエンスを用いた大規模なゲノム解析が急速に展開し,from bench to bedすなわち分子生物学的研究による病態解明から新しい診断・治療方法が開発される可能性が高くなっている23).これらの歴史をみれば,わが国の小児脳腫瘍の治療の進歩のため,われわれがとるべき道は明らかである.本稿では,代表的な小児脳腫瘍をとりあげ,集学的治療の中で化学療法の導入により治療がどのように変化し,さらに今後どのように変わろうとしているのか,治療の進化を概観する.

研究

新規抗凝固薬普及直前の時期における抗血栓療法下脳内出血の臨床的検討

著者: 小濱みさき ,   吉田昌弘 ,   三野正樹 ,   冨永悌二

ページ範囲:P.199 - P.205

Ⅰ.はじめに
 抗凝固療法および抗血小板療法が脳出血の患者の転帰に与えた影響について自験例を対象に検討した.2004年に刈部らが同様の方法で抗血栓療法下における脳出血について報告しているが10),その後の約10年間で,抗血栓療法を支持する研究結果が多く現れ,社会の高齢化とも相まって抗血栓療法を受ける患者数が増加し,現在は新規抗凝固薬も普及しつつある.本研究の目的は,新規抗凝固薬導入直前の時期に,従来の抗血栓療法の普及が脳内出血にどのような影響を与えたか調べることである.

極小の破裂中大脳動脈瘤についての検討

著者: 川原一郎 ,   堤圭介 ,   藤本隆史 ,   廣瀬誠 ,   白川靖 ,   鳥羽保

ページ範囲:P.207 - P.213

Ⅰ.はじめに
 画像診断技術の発達とともに脳ドックなどによる未破裂脳動脈瘤の検出率が向上し,治療方針決定の際はその破裂率が最も重要な指標となる.過去の報告では主に動脈瘤のサイズによって破裂率を評価したものが多く5,9,10,12),一般的にはサイズが小さいほどその率は低いとされ,とりわけ最大径3mm以下の極小脳動脈瘤においては見過ごされるか,発見されたとしても経過観察されるのが一般的である.しかしながら,実際の臨床現場においては小型脳動脈瘤の破裂例をしばしば経験するのは事実であり,サイズ以外にも破裂率に寄与する因子が存在することは間違いない.部位別でみると,脳ドックなどで比較的多く検出される中大脳動脈(middle cerebral artery:MCA)瘤は,前交通動脈(anterior communicating artery:Acom)瘤や内頚動脈(internal carotid artery:IC)-後交通動脈(posterior communicating artery:PC)分岐部瘤と比較しその破裂率は低いと報告されている10).そこで今回われわれは,MCA瘤に限定して,極小脳動脈瘤の破裂例を数例経験したので文献的考察を加えて調査報告する.

症例

頚髄腫瘍術後髄液漏に伴う慢性硬膜下血腫術後に後頭蓋窩囊腫が出現した1例

著者: 成瀬裕恒 ,   森田雅博 ,   松岡好美

ページ範囲:P.215 - P.219

Ⅰ.はじめに
 われわれは脊椎手術後の髄液漏に,テント上下に慢性硬膜下血腫が併発した極めて稀な症例を経験した13,16).テント上慢性硬膜下血腫に対する穿頭術後に,テント下血腫および水腫は縮小したが,水頭症と第四脳室後方に新たに囊腫が出現した.治療として脳室腹腔(VP)シャント術が有効であったので報告する.

食道癌原発転移性脳腫瘍の3手術例

著者: 藤井隆司 ,   大谷直樹 ,   瀬野宗一郎 ,   竹内誠 ,   長田秀夫 ,   和田孝次郎 ,   森健太郎

ページ範囲:P.221 - P.225

Ⅰ.緒言
 悪性腫瘍患者における転移性脳腫瘍発生率は10%程度と知られている6).なかでも食道癌の脳転移の頻度は2%前後であり稀である3,9).食道癌原発の転移性脳腫瘍は囊胞形成を伴うことが多く4),治療に難渋する場合が多い.今回われわれは,食道癌原発の転移性脳腫瘍を3例経験したので,文献的考察を加え報告する.

1型糖尿病に合併した成人・類もやもや病の1手術例

著者: 赤松洋祐 ,   藤村幹 ,   坂田洋之 ,   遠藤英徳 ,   板橋亮 ,   冨永悌二

ページ範囲:P.227 - P.233

Ⅰ.はじめに
 基礎疾患に合併してもやもや病と同様に内頚動脈終末部,前大脳動脈および中大脳動脈の近位部に狭窄または閉塞がみられ,異常血管網を伴う病態は類もやもや病(akin moyamoya disease)と呼ばれている17).これまでに自己免疫疾患,細菌・ウイルス感染,動脈硬化関連疾患,遺伝疾患など多岐にわたる病態との合併が報告されている8).2012年に報告された本邦でのもやもや病に関する全国統計によると10万人当たりもやもや病の有病率が5.22人,発症率1.13人であるのに対し,類もやもや病は有病率0.34人,発症率0.11人と稀な病態と考えられている17).一方,Caucasianの類もやもや病患者における1型糖尿病の有病率に関しては一般人口における有病率よりも20倍高いことが近年米国から報告され3),本邦でも,もやもや病の病態生理究明の観点から注目されている.1型糖尿病は2型糖尿病と異なり,膵β細胞を破壊する自己抗体の産生が先天的またはウイルス感染などによる後天的な要因によって起こり,自己免疫疾患の機序が関与することがわかっているが1),本邦では類もやもや病に合併する自己免疫疾患としてGraves病が最も多く,比較的よく知られているのに対して12,14,15),1型糖尿病との合併は日本人を含めたアジア人においては渉猟し得る文献も極めて少なく,稀と考えられている15).さらに,1型糖尿病患者では頭痛,ふらつき,失調,けいれん,認知機能障害,性格変化などの脳卒中に類似した症状を呈するため,類もやもや病を合併していても,その診断/治療までに長期間を要することが言われており2),類もやもや病の合併疾患として認知する臨床的重要性は高い.今回われわれは1型糖尿病に合併した類もやもや病の1手術例を経験したので文献的考察を加え報告する.

胸部大動脈解離術後の人工血管感染により椎骨-脳底動脈領域に限局する多発脳膿瘍を呈した1例

著者: 大谷理浩 ,   井上智 ,   河内哲 ,   畝田篤仁 ,   梶谷卓未 ,   渡邊恭一 ,   出口健太郎 ,   桐山英樹 ,   徳永浩司 ,   松本健五

ページ範囲:P.235 - P.240

Ⅰ.はじめに
 脳膿瘍の感染経路には,脳に隣接した組織(中耳,副鼻腔,口腔など)からの直接感染9)や,肺・心臓・腹部あるいは骨盤内臓器からの血行性感染などが知られている.今回,胸部大動脈解離に対して使用した人工血管が感染源となり,椎骨-脳底動脈領域に限局した多発脳膿瘍を呈した稀な症例を経験したので報告する.

側頭葉内側を主座とするgliomaに対してナビゲーションと術中MRIを用いたsupratentorial-infraoccipital approachが有効であった2例

著者: 種井隆文 ,   藤井正純 ,   竹林成典 ,   中原紀元 ,   若林俊彦

ページ範囲:P.241 - P.246

Ⅰ.はじめに
 側頭葉内側前方病変の摘出方法は,前方もしくは側方からのアプローチが一般的である.病変が海馬あるいは海馬傍回に浸潤し,これらの脳回構造に沿って後方へと発育した場合,脳弓においては視床枕後方部方向へ,また,海馬傍回においては,帯状回後部や楔前部方向へと進展する.こうした側頭葉内側病変で,その後方部分が高位に進展するような病変を,前方および側方から安全かつ一期的に摘出することは難しい.今回,側頭葉内側後方を主座とし後方部分が高位に進展するgliomaの摘出術において,ナビゲーションと術中MRIを用いたsupratentorial-infraoccipital approachが有効であった2例を経験したので文献的考察を加えて報告する.

側脳室に発生し神経内視鏡にて診断し得た孤発性神経サルコイドーシスの1例

著者: 松田良介 ,   西村文彦 ,   本山靖 ,   朴永銖 ,   中瀬裕之

ページ範囲:P.247 - P.252

Ⅰ.はじめに
 サルコイドーシス(以下,サ症)は非乾酪性類上皮細胞肉芽腫が肺,リンパ節,皮膚,眼などあらゆる臓器に生じて起こる病態である.その中でも,孤発性神経サ症は,全身性サ症と異なり,中枢神経系にのみ病変を有するサ症の亜型である.その頻度はサ症の中でも約1%と少なく,結核性肉芽腫の鑑別に苦慮する例も少なくない5,7,8).今回神経内視鏡による生検術により診断し得た孤発性神経サ症の1例を経験したので,文献的検索をふまえて報告する.

重症くも膜下出血による意識障害と痙縮が改善してバクロフェン髄注療法から離脱し得た1例

著者: 旭雄士 ,   柏崎大奈 ,   高正圭 ,   松村内久 ,   黒田敏

ページ範囲:P.253 - P.257

Ⅰ.はじめに
 バクロフェン髄注療法(intrathecal baclofen therapy:ITB)は,さまざまな脳・脊髄疾患による重度痙縮に対する手術治療として行われている.GABAB受容体のアゴニストであるバクロフェンは,血液脳関門を通過しにくいため,脊髄腔内に直接注入することで微量でも劇的な効果をもたらす.ITBは1992年に米国食品医薬品局(FDA)で認可され,本邦では2006年に保険収載となっている.バクロフェンが充塡されたポンプを体内に埋め込み,バクロフェンを髄腔内に留置したカテーテルを通して持続注入する.
 ITBは,通常一度埋め込まれると永続的に埋め込まれることが多く,ポンプ埋め込み後に症状が改善し,ITBから離脱できた症例の報告は少ない3).今回,われわれは,重症くも膜下出血によって痙縮を来した患者に対してITBを施行したところ,痙縮および意識障害が劇的に改善したためITBが一切不要となった稀な1例を経験したので報告する.

書評

—福永 篤志:著,稲葉 一人:法律監修—トラブルに巻き込まれないための医事法の知識

著者: 篠原幸人

ページ範囲:P.258 - P.258

●医療従事者の目から見た,他に類を見ない解説書
 交通事故大国というイメージが強い米国でも,実際には年間の交通事故死者数よりも医療事故死者数のほうが多いだろうと言われている.今から8年ほど前のNew England Journal of MedicineにHillary ClintonとBarack Obamaが連名で,医療における患者の安全性に関して異例の寄稿をしたほどである.
 日本における医療過誤死者数ははっきりとは示されていないが,医事関係訴訟は年間700〜800件はあるという.患者ないしその家族の権利意識の高まりの影響が大きいが,マスコミの医療事故報道や弁護士側の動きも無視できない.

連載 脳卒中専門医に必要な基本的知識

(8)脳静脈洞血栓症

著者: 伊藤康男 ,   荒木信夫

ページ範囲:P.259 - P.268

Ⅰ.はじめに
 脳静脈洞血栓症は,上矢状静脈洞,直静脈洞,横静脈洞などの脳の比較的太い静脈に血栓が生じ,脳の循環が障害され,梗塞を来す疾患である.上矢状静脈洞の閉塞などによって頭蓋内圧が上昇し,頭痛,意識障害,痙攣,運動障害,感覚障害,精神症状などを呈する.基礎疾患として,従来は感染症に関係したものが多かったが,抗生物質の進歩により感染症以外のものが多数報告されている.特に,妊娠・産褥に関係した症例,経口避妊薬服用の症例,悪性腫瘍に伴う症例などが報告されている.
 原因不明の頭痛,痙攣などを認めた際には,脳静脈洞血栓症の可能性も考慮すべきである.特に,妊娠・産褥に関係して意識障害,頭痛,痙攣などを認めた際には,専門医に早めに相談する.また,潰瘍性大腸炎などの消化器疾患でもときに脳静脈洞血栓症を来すことがあり,意識障害,頭痛,痙攣などの症状を認めた際には,本疾患も考慮する.
 近年,MR venographyにて静脈の閉塞が描出されるので診断が容易で,確実となってきたため,報告例も多くなっている.予後に関しても,従来は不良とされてきたが,最近では治療の進歩により以前よりよくなっているとの報告が多い.

報告記

第11回アジア脳腫瘍学会学術集会(2014年9月12〜14日)

著者: 栗栖薫

ページ範囲:P.270 - P.271

 11th Meeting of Asian Society for Neuro-Oncologyが2014年9月12日から14日,トルコのイスタンブールのHilton Istanbul Hotel and Congress Centerにて開催された.
 世界脳腫瘍学会(World Federation for Neuro-Oncology:WFNO)は,北米を中心したSociety for Neuro-Oncology(SNO)と,アジア,特に日本,韓国,台湾,中国,トルコなどを中心にしたAsian Society for Neuro-Oncology(ASNO)とヨーロッパ脳腫瘍学会(European Society for Neuro-Oncology:ESNO)という3つの組織で構成されているが,そのASNOの11回目の学会が本学会にあたる.

--------------------

欧文目次

ページ範囲:P.179 - P.179

お知らせ

ページ範囲:P.233 - P.233

「読者からの手紙」募集

ページ範囲:P.252 - P.252

お知らせ

ページ範囲:P.257 - P.257

投稿ならびに執筆規定

ページ範囲:P.274 - P.274

投稿および著作財産権譲渡承諾書

ページ範囲:P.275 - P.276

略語および度量衡単位について

ページ範囲:P.277 - P.277

次号予告

ページ範囲:P.279 - P.279

編集後記

著者: 岡田芳和

ページ範囲:P.280 - P.280

 41年間の医師としての区切りを本年3月の定年退官で迎える時期に筆を執っています.振り返ればあっという間であり,さまざまなことが思い出される長い時間にも感じられます.時間の都合がつく年となるものと思い込み,6月には妻と久しぶりの海外旅行を予定していましたが,「人間万事塞翁が馬」のたとえのようで思わぬ役目が残り,今しばらく大学での生活が続きそうです.本号の扉には飯原弘二教授よりリーダーシップと題して私共のさまざまな業務や研究のなかで最も必要とされる点を指摘していただいています.ある新聞に,日本は世界の頭脳循環から取り残されつつあり,今評価されているノーベル賞級の仕事は20世紀のものであり,人材育成のあり方を指摘した記事が目に飛び込みました.脳神経外科領域の皆様が多分野の方々とコミュニケーションを図り,世界に発信できる科学技術,医療技術を推進されることを切に願っています.
 総説では,大きな発展がみられている小児脳腫瘍の化学療法に関して柳澤隆昭教授に手術,放射線治療などを含めた最新知識の報告をいただいています.小濱みさき先生からは実地臨床で注目され,急速に普及している新規抗凝固薬と脳内出血の臨床像の検討による研究論文をいただいています.川原一郎先生からは極小破裂中大脳動脈瘤に関する実地臨床で留意すべき報告をいただいています.さらに連載欄では伊藤康男先生に脳卒中専門医に必要な基本的知識として脳静脈洞血栓症を解説していただいています.症例報告には直ちに役立つ情報が満載されています.

基本情報

Neurological Surgery 脳神経外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1251

印刷版ISSN 0301-2603

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

icon up
あなたは医療従事者ですか?