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報告記
The 1st Congress of Asian-Australasian Society for Pediatric Neurosurgery(AASPN)and Inaugural Meeting(AASPN2015)(2015年3月20〜22日)
著者: 亀田雅博1
所属機関: 1岡山大学大学院脳神経外科
ページ範囲:P.759 - P.760
文献購入ページに移動日本からの報告は基本的には単一施設内での治療に関するものが多かったのですが,韓国からの発表は例えばgerm cell tumorに関する治療プロトコールをKorean Society Pediatric Neuro Oncology(KSPNO)主導で決めて,オール韓国で1つのプロトコールに従って治療を行った結果を報告するといったものもあり,国際的にも意義がある発表とみなされるためには,やはりオール日本での取り組みが必要ということを改めて実感しました.参加人数・登録演題数とも日本からが一番多く,日本からは千葉県立こども病院の安藤亮先生の症候性キアリ2型奇形に対する自然歴を踏まえた治療方針の再考に関する演題がBest Paper Awardに選ばれ,また奈良県立医科大学の小谷有希子先生のmedulloblastoma治療後8年で生じた放射線誘発glioblastomaの症例報告がBest Case Report Awardに選ばれ,21日のbanquetの際に受賞式がありました.おめでとうございます.
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