文献詳細
文献概要
読者からの手紙
スポーツ脳振盪予防のツールの普及について
著者: 藤原一枝1
所属機関: 1東京都立墨東病院脳神経外科
ページ範囲:P.761 - P.762
文献購入ページに移動 青少年のスポーツ事故予防に関心が集まり,2013年12月16日には日本脳神経外科学会から「スポーツによる脳損傷を予防するための提言」が発表され,2014年はまさに日本では脳振盪元年でした.
国際的な専門家のグループによって開発されたSport Concussion Assessment Tool(SCAT,脳振盪評価ツール)も,2012年11月にスイスのチューリッヒで開催された第4回スポーツにおける脳振盪に関する国際会議(第1回は2001年)でSCAT3TM(SCAT3)に改定され,国際会議の結果の詳細およびこの評価ツールは,2013年3月に明文化され,普及しています2).
国際的な専門家のグループによって開発されたSport Concussion Assessment Tool(SCAT,脳振盪評価ツール)も,2012年11月にスイスのチューリッヒで開催された第4回スポーツにおける脳振盪に関する国際会議(第1回は2001年)でSCAT3TM(SCAT3)に改定され,国際会議の結果の詳細およびこの評価ツールは,2013年3月に明文化され,普及しています2).
参考文献
1) 藤原一枝,塚原 純:脳しんとうについて,2015 藤原QOL研究所(http://www.fujiwaraqol.com/home/concussion.html)
2) SCAT3.Br J Sports Med 47:259, 2013
掲載誌情報