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編集後記 フリーアクセス
著者: 片山容一
所属機関:
ページ範囲:P.770 - P.770
文献購入ページに移動遷延性意識障害の実数を調査した結果には驚かされた.著者の嶋村則人先生らによると,青森県では,英国の「数十倍から数百倍」の頻度で,遷延性意識障害が発生しているという.米国と比較しても,「数倍から数十倍」の頻度のようである.もちろん,住民の高齢化や脳卒中の増加が影響していることは想像に難くない.しかし,それだけで,これほどの差異を説明することはできないだろう.
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