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臨床留学のすすめ
ナポリ臨床留学体験記—Università degli Studi di Napoli Federico Ⅱ
著者: 森良介1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.409 - P.413
文献購入ページに移動1.はじめに
筆者は2012年9月から2013年8月まで,イタリア・ナポリにあるUniversità degli Studi di Napoli Federico Ⅱにclinical fellowとして臨床留学する機会をいただいた.脳神経外科専門医を取得後,脳腫瘍,内視鏡下経蝶形骨洞手術に従事する日々を送りながらも,東京慈恵会医科大学の手術に新しい風が必要だと感じるようになった.そんな時,幸いにも日本神経内視鏡学会でのPaolo Cappabianca教授の招待講演を聴くことができ,ナポリで後日開催されるhands-on workshopに参加させていただくことになった.その後,再度メールで連絡をとり,さらなる臨床経験を同大学で積むための1年間の臨床留学を受け入れていただいた.
筆者は2012年9月から2013年8月まで,イタリア・ナポリにあるUniversità degli Studi di Napoli Federico Ⅱにclinical fellowとして臨床留学する機会をいただいた.脳神経外科専門医を取得後,脳腫瘍,内視鏡下経蝶形骨洞手術に従事する日々を送りながらも,東京慈恵会医科大学の手術に新しい風が必要だと感じるようになった.そんな時,幸いにも日本神経内視鏡学会でのPaolo Cappabianca教授の招待講演を聴くことができ,ナポリで後日開催されるhands-on workshopに参加させていただくことになった.その後,再度メールで連絡をとり,さらなる臨床経験を同大学で積むための1年間の臨床留学を受け入れていただいた.
参考文献
1) Cappabianca P, Alfieri A, de Divitiis E:Endoscopic endonasal transsphenoidal approach to the sella:towards functional endoscopic pituitary surgery(FEPS). Minim Invasive Neurosurg 41:66-73, 1998
2) Priola SM, Raffa G, Abbritti RV, Merlo L, Angileri FF, La Torre D, Conti A, Germanò A, Tomasello F:The pioneering contribution of italian surgeons to skull base surgery. World Neurosurg 82:523-528, 2014
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