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術中モニタリングの未来
著者: 佐々木達也1
所属機関: 1青森県立中央病院脳神経外科
ページ範囲:P.3 - P.4
文献購入ページに移動私が最初に取り組んだモニタリングはsomatosensory evoked potential(SEP),auditory brainstem response(ABR)などであった.下肢SEPで前大脳動脈の血流不全をある程度モニタリングできるようにはなったものの,なかなか新しいモニタリングができなかった.特にvisual evoked potential(VEP)には手を焼いた.努力しても努力してもうまくいかず,たどり着いた結論は「うまく記録できればblindかどうかはわかるようだ」というものであった.その後2年間の米国留学でモニタリングからも離れた.
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