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テクニカル・ノート
三角部腫瘍に対するHigh parietal paramedian approach—Technical nuances and Case review
著者: 松岡剛1 田村学1 川俣貴一1
所属機関: 1東京女子医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.1053 - P.1058
文献購入ページに移動側脳室三角部腫瘍に対するHigh parietal approachは一般的なアプローチであるが,適応疾患が限られるため,頻用されるものではない.われわれは,術前画像の情報を活用し,脳皮質切開部の決定と三角部までの侵入経路の確保の方法,腫瘍摘出の順序・摘出中の注意などの点に配慮して摘出に臨んでいる.本稿では,われわれの摘出方法と9例の治療結果について紹介し,アプローチの妥当性を検討する.
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