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特集 脳神経画像Critical Findings—おさえておきたい症状とCT/MRI画像所見 ⅠCT/MRIで見落とし・誤認してはいけない疾患—CT isoattenuated/MRI isointense lesions
脳腫瘍
著者: 東山央1 松木充2
所属機関: 1大阪医科大学放射線診断学教室 2近畿大学放射線医学教室
ページ範囲:P.229 - P.237
文献購入ページに移動・頭部CTを読影する際,はじめに脳溝,脳回に加えて,灰白質,白質のCT値の違いを意識することが重要である.
・頭部CT/MRIとも皮質,皮質下の病変を見落とさないためにも,皮質をなぞって読影するよう心掛けるべきである.
・脳腫瘍がT1WI/T2WIで白質,灰白質に近い信号を示しても,FLAIR/T2*WI/DWIで明瞭に描出されることが多数で,すべてのシークエンスや他断面でも詳細に読影することが重要である.
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