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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科49巻2号

2021年03月発行

文献概要

特集 脳神経画像Critical Findings—おさえておきたい症状とCT/MRI画像所見 Ⅵおさえておきたい神経内科疾患(拡散強調像高信号)

クロイツフェルト・ヤコブ病

著者: 佐藤晶1

所属機関: 1新潟市民病院脳神経内科

ページ範囲:P.407 - P.412

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Point
・急性〜亜急性進行性の認知症の症例はクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の可能性があり,DWIの特徴的所見が診断の手がかりとなる.
・大脳皮質が左右非対称にDWI高信号を呈し,しばしば線条体前部も侵す.
・MRI画像はてんかん重積発作によるDWI高信号病変と類似点があるが,CJDでは辺縁系のみの病変を来すことは少なく,中心前回を避ける傾向がある.

参考文献

1)厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業 プリオン病及び遅発性ウイルス感染症に関する調査研究班(研究代表者 山田正仁),厚生労働行政推進調査事業費補助金 難治性疾患等政策研究事業 プリオン病のサーベイランスと感染予防に関する調査研究(研究代表者 水澤英洋):プリオン病診療ガイドライン2020.2020年3月 http://prion.umin.jp/guideline/pdf/guideline_2020.pdf(2020年10月11日アクセス)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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