文献詳細
特集 脳神経画像Critical Findings—おさえておきたい症状とCT/MRI画像所見
Ⅵおさえておきたい神経内科疾患(拡散強調像高信号)
文献概要
Point
・MERSは,脳梁膨大部にDWI高信号,ADC低下を示す可逆性の左右対称病変で,この病変自体は一過性で機能障害を残さないとされる.
・インフルエンザなどの感染症,薬剤性,代謝性など,さまざまな状態でみられることがある.
・脳梁を侵す疾患には,他にマルキアファーヴァ・ビニャミ病のように,脳梁を広範囲に傷害し後遺症を残すものもあり,注意が必要である.
・MERSは,脳梁膨大部にDWI高信号,ADC低下を示す可逆性の左右対称病変で,この病変自体は一過性で機能障害を残さないとされる.
・インフルエンザなどの感染症,薬剤性,代謝性など,さまざまな状態でみられることがある.
・脳梁を侵す疾患には,他にマルキアファーヴァ・ビニャミ病のように,脳梁を広範囲に傷害し後遺症を残すものもあり,注意が必要である.
参考文献
1)Tetsuka S:Reversible lesion in the splenium of the corpus callosum. Brain Behav 9:e01440, 2019
掲載誌情報