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特集 グリオーマ—現在の常識と近未来のスタンダード Ⅱグリオーマの疫学と診断
脳腫瘍におけるがんゲノム診断の臨床応用
著者: 高橋雅道1
所属機関: 1国立がん研究センター中央病院脳脊髄腫瘍科
ページ範囲:P.520 - P.526
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・2019年に本邦でもがん遺伝子パネル検査が保険収載され,がんゲノム医療がスタートした.
・脳腫瘍患者が参加できる臨床試験・治験はまだ少ないが,今後増加することが予想される.
・脳腫瘍に効果をもつ薬剤を探求する意味でも,積極的にがんゲノム医療に参加することが重要である.
・2019年に本邦でもがん遺伝子パネル検査が保険収載され,がんゲノム医療がスタートした.
・脳腫瘍患者が参加できる臨床試験・治験はまだ少ないが,今後増加することが予想される.
・脳腫瘍に効果をもつ薬剤を探求する意味でも,積極的にがんゲノム医療に参加することが重要である.
参考文献
1)厚生労働省:がんゲノム医療推進コンソーシアム懇談会 報告書.2017年 https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000169236.pdf(2021年4月20日アクセス)
2)Sunami K, et al:Feasibility and utility of a panel testing for 114 cancer-associated genes in a clinical setting:a hospital-based study. Cancer Sci 110:1480-1490, 2019
3)国立がん研究センターがんゲノム情報管理センター,がんゲノム医療中核拠点病院:「がん遺伝子パネル検査」を検討する方にご理解いただきたいこと. https://www.ncc.go.jp/jp/c_cat/c-cat_pamphlet_A_outline.pdf(2021年4月20日アクセス)
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