文献詳細
特集 グリオーマ—現在の常識と近未来のスタンダード
Ⅲグリオーマの手術technique
文献概要
Point
・神経内視鏡手術は,深部型グリオーマに対して低侵襲での腫瘍摘出が可能である.
・ポートを用いる腫瘍摘出では腫瘍内部からの摘出になるため,腫瘍出血の制御に注意が必要である.
・外視鏡手術ではビデオカメラのポジションの自由度が高く,術者の視軸では得られないような鏡視軸での手術操作が可能となる.
・外視鏡手術は表層型グリオーマの摘出に応用でき,特に覚醒下手術では有用である.
・神経内視鏡手術は,深部型グリオーマに対して低侵襲での腫瘍摘出が可能である.
・ポートを用いる腫瘍摘出では腫瘍内部からの摘出になるため,腫瘍出血の制御に注意が必要である.
・外視鏡手術ではビデオカメラのポジションの自由度が高く,術者の視軸では得られないような鏡視軸での手術操作が可能となる.
・外視鏡手術は表層型グリオーマの摘出に応用でき,特に覚醒下手術では有用である.
参考文献
1)荒川芳輝:脳腫瘍の手術のための術前・術中支援—(8)大脳深部髄内腫瘍に対する開頭術,内視鏡手術.No Shinkei Geka 45:549-562, 2017
2)Eliyas JK, et al:Minimally invasive transsulcal resection of intraventricular and periventricular lesions through a tubular retractor system:multicentric experience and results. World Neurosurg 90:556-564, 2016
3)Labib MA, et al:The safety and feasibility of image-guided BrainPath-mediated transsulcul hematoma evacuation:a multicenter study. Neurosurgery 80:515-524, 2017
4)Conte V, et al:Awake neurosurgery:an update. Minerva Anestesiol 74:289-292, 2008
掲載誌情報