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特集 定位・機能神経外科の基礎と臨床 Ⅲ 定位・機能神経外科の外科的治療手技 脳深部刺激療法(DBS)
視床下核刺激療法(STN-DBS)
著者: 梅村淳12
所属機関: 1順天堂大学運動障害疾患病態研究・治療講座 2順天堂大学医学部脳神経外科
ページ範囲:P.787 - P.798
文献購入ページに移動・視床下核刺激療法(STN-DBS)は,進行期パーキンソン病の運動合併症(wearing offやジスキネジア)に対して最も広く行われている標準的手術療法である.
・手術は定位脳手術の方法で行う.MRIガイドでのターゲティングに微小電極記録を併用してSTNを同定し,そこにDBS電極を留置する.
・DBS電極の留置は局所麻酔下で行われ,術中の試験刺激により効果や副作用を確認しながら行う.
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